第1741回(本年度2回)2022年7月12日(火)

▼会長挨拶 菊地 知 会長

暑い日がずっと続いていますが、みな様体調にお気をつけください。
まず、テロによりお亡くなりになりました元内閣総理大臣 安倍晋三様にご冥福をお祈りいたします。
前回の初回例会でお話ししましたが、10日はほおずき市でした。
私は、近くの大町のイベントに出店していましたが、大町四つ角(田中稲荷神社例祭)のほおずき市はたくさんの人が来ていました。やはり、みんな出たいんだなあと感じさせられま
した。商店街の方々も久々の活気があり良い笑顔でした。
そこで、日本の商人道とロータリー理念。
ロータリーでは「奉仕」と「親睦」が大事だ、とはよく言われることですが、「奉仕とは仕え奉(たてまつる)ること だから、…」とか「親睦とは親しく睦(むつ)みあうというこ
とだから、…」とか、日本語の分析をいくらして も、ロータリーの理念を理解することにはなりません。「奉仕」の原語Service や「親睦」の原語 Fellowship の意味を捉えないと、ロータリーは理解できません。 ロータリーは20 世紀初頭の、自由主義経済が沸騰し、小恐慌が繰り返される景気変動の激しい時代に 米国のシカゴで誕生しましたので、当然そうした時代背景や米国の文化的・宗教的・思想的背景を踏まえて理解する必要があります。 ロータリー理念を、M・ウェーバーが論じたような、「プロテスタンティズムの倫理」との関連で論じたり、ギリシア・ラテンの⻄洋思想やバイブルに遡ったりして論じる人もいます。
一方、東洋思想、特に儒教や仏教との類似を指摘する人もいます。奉仕の理想の意味については、ロータリーのサービス理念(「奉仕の理想」) 「超我の奉仕」「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」、サービスを自己の利益や都合より優先させよう。利益はサービスの結果である。相手のために最善のサービスをすれば、 結果として最大の金銭的な利益と、大きな精神的満足が得られ、自分も幸せになる。サービスとは、世のため人のために尽くすこと、社会に役立つ価値を提供すること。古くから伝わる商家の家訓などの中に、「ロータリ ーと同じことを言っている」と感じることが多々あります。近江商人(おおみしょうにん)の「三方よし」 売手よし 買手よし 世間(せけん)よし 近江商人の心構え・行動規範を後世、要約したもののようで す。CSR(企業の社会的責任)論の文脈で事例として引用されることが多くなっていま す。 三方よしの中でも、「世間よし」は、国(藩)を超えて他国に行商し、出店しようとする近江商人が、それぞれの土地(村や町などの地域共同体)で信用を築かなければ継続的な取引ができなかったことを示しています。初めにも話しました、おひいちでも地域が盛り上がり職業奉仕から地域の人への奉仕、また地域奉仕へとつながって行くと思います。

 

▼幹事報告 五十嵐 副幹事

1, ガバナー事務所より

○地区運営規定改定についての文書

2, 会津若松西RC・会津若松中央RCより

○7月の例会プログラム

3, 会津若松中央RCより

○納涼短歌会のお知らせ

 

▼本日のプログラム

〇会計予算・決算発表

〇クラブ協議会 5大奉仕・各委員会の活動計画発表

 

菊地会長のご挨拶に皆聞き入ります。

ニコニコ、R財団、米山記念奨学会の各BOXの発表を、各委員長より。

今日も迎賓館さんには美味しいお料理を提供してもらっています。いつもありがとうございます。

本日は、各委員会委員長より活動計画の発表です。まずは五大奉仕委員会より。

各委員長より、熱意のこもった発表がされました。

今年度も頑張って参りましょう!