▼会長挨拶 村﨑 雅彦 会長
皆様こんにちは、本日はロ-タリ-月間についてお話させて頂きます。
国際ロータリーには皆さんもご存知のようにロータリー特別月間があります。クラブだけでなく、ロータリアン一人ひとりが、ロータリーの活動に参加するよう強調するため、国際ロータリー理事会が指定した月間のことです。
10 月は経済と地域社会の発展月間です。どんなことかといえば、『貧困地域の経済発展を目的とした起業家、地域社会のリーダー、地元団体を含む地域ネットワークの向上、雇用創出、支援が行き届いていない地域社会での貧困の削減、経済と地域社会の発展に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間』です。
資料を見ていましたら、今年の8月に警備業会津支部研修会にて研修した内容に近い記事が載っていましたのでご紹介させて頂きます。
安心安全な街づくり ~スマホを活用した徘徊高齢者の捜索
投稿日: 12 月 21, 2017
寄稿者:浜本博志(大津中央ロータリークラブ)
「全国で1万5千人を突破」この数字を聞いて何の人数だと思われましたか?これは2016 年に認知症等による原因で行方不明になった人の全国総数であります。警察庁が、認知症が原因と思われる行方不明者の統計を開始した2012 年から、毎年その人数は増え続けており(2012 年は9,607 人、2016 年は15,432 人)、この5 年間で1.6 倍に達しました。世界的に見ても稀有である「高齢化社会:日本」を象徴しているともいえます。
浜本さんの暮らす滋賀県でも、昨年こんな事がありました。軽度の認知症だった高齢男性が、行き慣れた診療施設に行くといって、自転車で出掛けたまま行方が分からなくなり、ご家族や関係者の方々は、色々な手を尽くして探しました。SNS などでも呼びかけ、警察や公的機関なども捜索しましたが最終的には、15km も離れた場所で亡くなられた後に見つかるという悲しい結果となったそうです。ご家族は、この方が「ご自宅を出て右に行ったか、左に行ったかもわからず、探すための手掛かりが何もなくて途方に暮れた」と言っておられ、高齢者が街なかを自転車で走っていても、誰も気にも留めないし、近所の人ですら「顔を知らない」といったことも日常的になっており、地域コミュニティーも希薄になりつつある現状であり。そんなこともあって、浜本さんが所属する大津中央ロータリークラブでは、昨年から『安心安全な街づくり』の取り組みを始め2016 年は、認知症等の徘徊高齢者に対象を絞って『徘徊高齢者の捜索実証実験』を実施。これは、ビーコンという発信機と、これを検知するためのアプリをインストールした市民のスマホを活用して、行方不明者を探し出すというシステムの実験で、実証実験には、地元自治体や警察機関などからも参加し、その有効性を実感できる成果をあげました。参加者からは「このようなシステムが広く世間に認知されれば、本当に安心な街になりそうだと実感した」という記事が載っていました。
私が支部研修で兵庫県加古川市にて視察したのもまさにビ-コン・タグを利用した民間事業でありました。この地域は犯罪情勢が不安な地域で 過去に殺人事件等があったと聞いており、地域の子供たちをどういった風に守っていけるか、行政・警備会社・地域の方々が一体となり、約1,500 台の検知機能付き見守りカメラを設置して運営をしており、登録・設定をしておくと何時・どういうル-トを行ったかが分かり・現在どの辺にいるかまで検知できるシステムです。偶然にも話の中で会津若松市でも協議しているそうで数年後には我々も利用できる日が来るかもしれません。
又本日の例会内容については、創立35 周年記念例会の第1 回実行委員会が行われます。皆様方と協議し素晴らしい記念例会が開催できることを御記念し簡単ではございますが、会長の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
▼幹事報告 鈴木 康介 幹事
1.ガバナー事務所より地区大会「青少年奉仕活動発表」及び「青少年会議」のお知らせ(受)
2.会津若松西RC・会津若松南RCより10月の例会プログラム(受)
3.会津若松RC より週報(受)
4.暴力追放会津若松市民会議より暴力追放会津若松市民会議への参加依頼(受)
▼本日のプログラム
◎創立35 周年実行委員会
本日は、我がクラブが創立35 周年を迎えるため、5 月に行われる式典に向けて実行委員会を発足します。
実行委員長の木村武美会員より今後の意気込みなどを聞きました。
実行委員幹事の岡本会員からはこれからの実行委員開催などについて話していただきました。
城南ロータリークラブ創立35 周年は私たちにとって大きな節目となります。
来たる35 周年に向けてみんなで力を合わせて頑張っていきましょう!