第1617回(本年度25回)2019年1月15日(火)


▼会長挨拶 山田 哲史 会長
皆様こんにちは。年が明けてあっという間に半月が経とうとしております。この半月の正月行事で私も順調に体重を増やしてしまったわけですが、まだ後半の新年会が何本かあるので、更に肥えていかぬように節制していかなければならないと思っています。

今月は職業奉仕月間ということで、会津若松市体育協会会長・会津若松市鶴ヶ城ハーフマラソン実行委員会会長の大橋哲男様にお越しいただきました。職業奉仕委員会の大塚委員長にお声掛けをしてもらいました。ゲストスピーカーとして後ほどお話をいただきます。

ところでこの職業奉仕という概念はロータリークラブ独特のものだとよく聞きます。皆さんよくこの言葉はご存知だと思いますが、改めて「職業奉仕とは何か」と聞かれるとなかなかうまく答えられないのではないかと思います。私も同様ですが。

この職業奉仕というものは他の奉仕に比べて難しい概念だと言われます。国際ロータリーによれば、以下のように定義されています。「事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理念を実践していくという目的を持つもの」。

やっぱりよくわかりません。これについては多くの方々によっていろいろと噛み砕いて解説や持論が展開されていますが、自分なりの解釈をするのが良いと思います。

私の解釈を少しお話します。たまに、「職業奉仕で忙しいから例会にずっと出られない」という言葉を聞くことがあります。これは少し間違った解釈なのではないかと思います。職業奉仕というのは「日々の仕事で道徳的水準を高め、奉仕を実践していくこと」であって、「例会を休んで仕事をがんばること」ではありません。つまり職業奉仕とは「自分の職業や職場のための奉仕」ではなく、「職業を通しての万人のための奉仕」だと思います。それは量ではなく、質の話なのだと私は解釈しています。だからこそ、理解も実践も難しい奉仕だと言われるのでしょう。

さてそんな職業奉仕に努めながらがんばっていきたいですが、今年も様々な大きい変化があります。まず、天皇陛下の退位と皇太子の即位、それに伴う新元号への改元です。5月1日は祝日となり、前後のGW と重なって10 連休になるということで、過去にそんなに休んだことがあったか記憶にありませんが、とにかく超連休ですので、この時の経済はどうなってしまうのか少し不安ですが、逆に好転することを期待します。次に消費税の増税です。10 月から10%に上がるということで、駆け込み需要が予想されますが、そのあとのリバウンドの冷え込みが怖いところです。政府の様々な対策に期待します。

ここ会津でも、3月にはICT オフィスの入居が開始され、数百人の移転が見込まれるという良いニュースもあります。また8月には会津若松市長選と市議選が行われ、今後の会津の将来を担う方々が選ばれます。決して景気が良いというわけでもないこの会津に、経済的に大きな特効薬のような方策はないかもしれませんが、これらのような様々な変化によって少しずつでも上向きになることを願っています。私たちも、ぜひ職業奉仕を心掛けながらがんばりましょう。では今日もよろしくお願いいたします。

▼幹事報告 赤城 明広 幹事
1.ガバナー事務所より2012-22年度ガバナー(候補者)確定の報告(受)米山奨学生の世話クラブお引き受けの希望伺い(受)
2.ロータリー囲碁同好会より第20回RI 囲碁大会の案内 (受)
3.会津ユネスコ協会よりお礼状(受)
4.喜多方RC・会津若松中央RCより1月の例会プログラム(受)
5.会津若松RCより週報(受)

▼本日のプログラム
◎ゲストスピーチ
会津若松市体育協会会長・会津若松市鶴ヶ城ハーフマラソン実行委員会会長
大橋 哲男 様

職業奉仕委員会大塚委員長のご紹介で、大橋様のゲストスピーチです。

主に鶴ヶ城ハーフマラソンのことを、その誕生から経緯、功績、課題、裏話まで惜しむことなくお聞かせいただきました。

これからも皆さんの健やかな体づくりを通して、会津を元気にしてくださることでしょう。大橋様ありがとうございました!