第1602回(本年度10回)2018年9月18日(火)


▼会長挨拶 山田 哲史 会長
皆様こんにちは。
先週末も青少年奉仕委員会セミナーが開催され、渡部委員長が出席されました。お疲れ様でした。続いていたセミナーもようやくひと段落のようです。今日もセミナー報告がありますが、渡部委員長にもまた後日発表よろしくお願いします。

さて今日は、会津若松市社会福祉協議会が運営する「ボランティア学園」をご紹介します。同校は「人を慈しむ、リスペクト(尊重)する心を育むとともに、ボランティア活動への関心と実践に向けた環境づくり」という目的で今年開校されました。初等課程や専門課程があり、地域のボランティアを育てていくために様々な講座や実習に1年間取り組みます。受講生は老若男女100 名を超えており、近年のボランティアへの関心の高さがうかがえます。

なぜ私がそのボランティア学園を紹介するのかというと、今月5日に講師として招かれ、お話させていただいたからです。演題は「見やすい、分かりやすい催事チラシなどの作り方を学ぶ」といったもので、市内の広告制作会社である弊社にたまたまお話がきた、というわけです。ボランティアの方々もイベントや企画を告知したり、活動を報告したりするためにチラシなどを作る機会が多いようですね。約20 名の方々、40代から70 代まで幅2時間ほど企画書やチラシの作り方のさわりをお話しました。これも職業奉仕になったかと思います。

ところで先週もボランティアというキーワードが出てきましたが、ロータリーの奉仕とどう違うのか、少し気になって考えてみました。まずボランティアの語源を調べてみると、ラテン語で自由意志の意味の「ボランタス」や、フランス語で喜びの精神の意味の「ボランティ」、英語で志願兵・また自発的の意味の「ボランティア」が挙げられるようです。日本の定義としては、自由意思で自発的に行なう社会参加活動のこと、だそうです。

 自由意志で自発的に、という部分ではRC の奉仕の精神と似ていますが、私はボランティアの性質として2つの点がRC の奉仕と大きく違うと思いました。まず一つは、ボランティアが無償の活動であることに対し、ロータリーの奉仕は必ずしも無償ではなく、特に職業奉仕はまさに有償の奉仕です。またボランティアが肉体であれ頭脳であれ「労働」であることが多いのに対し、ロータリーの奉仕は寄付や協賛など必ずしも直接労働するとは限りません。

してみるとロータリーの奉仕というものは、ボランティア活動も内包する様々な活動であるということがわかります。もちろんだからボランティアが劣っているというわけではありません。あくまで一つの形というだけで、極めればロータリーの奉仕の精神をも超えることができると思います。ただ今回、ロータリーの奉仕が広く大きな可能性を秘めていることに、改めてまた気付いた気がします。
では本日もよろしくお願いいたします。

▼幹事報告 赤城 明広 幹事
1.ガバナー事務所より米山記念奨学生による体験発表会の案内
 北海道胆振東部地震への義援金送付について(受)
 地区大会RI 会長代理決定のお知らせ(受)

▼本日のプログラム
○戦略委員会発表 村﨑委員長
○セミナー報告 佐藤郁雄副委員長

本日のお客様は、2018-2019 年度地区大会の実行委員長である、佐瀬正行様です。同じく実行幹事の志藤弘彰様です。

ようこそいらっしゃいませ!

佐瀬実行委員長にご挨拶を頂戴しました。一緒に地区大会はがんばりましょう!

今年度新設された戦略委員会の村﨑委員長より、練りに練った案をご提示いただきました。まずはアンケートを作成し、回答してもらうようになりました。今後もよろしくお願いします!

続いて社会奉仕セミナー報告。佐藤郁雄副委員長がしっかりと要点をとらえた発表をしてくださいました。
さすがです。