▼会長挨拶 小川 洋正 会長
皆様、こんにちは。
さて今月12 月は国際ロータリーの「疾病予防と治療月間」であります。そして先週の12月5 日は、国連が1985 年に採択した「国際ボランティア・デー」だそうです。そこで本日は、国際ロータリーとボランティアつながりで、「非営利団体シェルターボックス」についてほんの少し簡単に触れてみたいと思います。
「非営利団体シェルターボックス」は、2000 年(平成12 年)にイギリスのヘルストンリザードRC により設立されました。地震や台風などの自然がもたらす災害あるいは人類の非常な行いがもたらしたに惨事おいて、シェルターボックスのボランティアチームは、初期対応チームを現地に真っ先に派遣し、テント・飲料水・食料・毛布などの救援物資を提供します。
2004年のインド洋での津波災害、2010 年のハイチ地震、2013 年11 月フィリピンを襲った台風ハイエンによる災害、そしてアメリカでのハリケーンや竜巻による災害など、これまで多くの地域でシェルターボックスのボランティアチームは救援物資を提供してきました。
シェルターボックスの活動に、ボランティアとして参加し、最前線で活動する180 人のうち約70 人がロータリアンです。ボランティアになる要件は、生半可なものではありません。継続して研修を受け、1年に少なくとも2 週間以上現地で活動するという厳しい任務を果たすとの誓約が要求されるそうです。
2016年7月、国際ロータリーとシェルターボックスは、互いに信頼できるパートナーとして、プロジェクトパートナーシップを3 年延長、今後も緊急シェルターの提供を継続することを発表しました。ロータリアン、ローターアクト、インターアクトは、イギリスを拠点とする非営利団体であるシェルターボックスの初期段階(2000 年~ 2015 年)において、その収入の40%、実に4,800 万ドル(約49 億円)の寄付をしてきました。シェルターボックスはロータリアンによって設立されましたが、RIやロータリー財団からは独立した組織です。
しかし、シェルターボックスの派遣チームの90%が、現地のロータリアンと協力しています。ほとんどすべての場合、最初に行うのは、現地のロータリークラブに連絡をして、どのように協力してくれるかを探ることです。その際、トラックの手配ができるかどうか、地元や国の政府関係者を紹介してくれるかどうか、といったことまで確認します。なぜなら、これらのニーズはシェルターボックスの活動が成功するために欠かせない要素だからです。このように、資金面だけでなくロータリーの強みを生かす事で、シェルターボックスの活動がより充実してきたと評価されているそうです。
「非営利団体シェルターボックス」について、ほんの少し簡単に触れてみましたが、これまでお話させて頂いた内容は、ロータリーの友2016 年12 月号に掲載されている記事を、一部省略して紹介いたしました。
以上本日の会長挨拶とさせて頂きます。それでは、皆様本日もよろしくお願い致します。
▼幹事報告 村﨑 雅彦 幹事
1.ガバナー事務所より年末年始お休みのお知らせ(受)
2.余市RCよりお礼状(受)
3.会津若松西RC・会津若松中央RCより12月の例会プログラム(受)
4.公益財団法人 会津青年会議所より新年会のご案内(受)
5.一般財団法人比国育英会バギオ基金より2016年事業報告と基金への寄付のお願い(受)
▼委員会報告 出席委員会
▪出席率56.52% ▪前回出席率訂正68.18%
▼本日のプログラム
次年度理事選
本日は例会が始まる前に、小川会長と村﨑幹事とで、故山内昭会員の会社にお伺いして、マルチプル・ポール・ハリス・フェロー(第3回)の表彰状と、クラブからの感謝状を奥様にお届けしました。
これからも会員一同、山内さんの思いを受け継いで、奉仕の理想のもと尽力して参ります。山内さん、本当に長い間ありがとうございました。
あいにくの大雪!一夜で30~40cm積もりました。残
念ながら出席も少なくなりました。それでも今日は大事な次年度理事選挙の日です。慎重に開票を進めます。
今回の選挙について山田エレクトからご説明。ちょっとうまくいかなかった部分もありましたが、無事に次年度理事が決まりました。皆様ご協力ありがとうございました!