第1560回(本年度15回)例会 2017年10月17日(火)


▼会長挨拶 小川 洋正 会長
皆様、こんにちは。
それでは、本日のお客様をご紹介します。本日のお客様は、喜多方中央ロータリークラブ・IM 実行委員会委員長の小野瀬賢治・直前会長です。同じく喜多方中央ロータリークラブ・IM 実行委員会(副)委員長の金田智明・会長エレクトです。そして、猪苗代ロータリークラブ・佐瀬真会長です。そして、会津坂下ロータリークラブ・五十嵐一夫様です。最後に、福島ロータリークラブ・加藤義朋先生です。

小野瀬様並びに金田様、そして佐瀬会長、五十嵐一夫様、加藤先生、いらっしゃいませ。後ほど、小野瀬様にはIM に関するPR を、そして佐瀬会長には昨年度共同で申請しておりました地区補助金についてのスピーチを頂きますので、宜しくお願い致します。また小野瀬様におかれましては、9 月10 日に行われました当クラブの青少年奉仕事業である「鈴木規夫エンジョイゴルフイン会津」の開催にあたり、競技委員長を快くお引き受け頂き、前日の前夜祭にもご出席頂いております。本当にありがとうございました。

さて先週の10 日は、15 日の地区大会への移動例会となった為、例会はありませんでしたが、11 日水曜日の夜に、神明通りの会津の味処「桐」にて、ファイヤーサイドミーティングを行いました。今回のファイヤーサイドミーティングは、菊地会員と山口隆義会員の2 名を対象に行い、黒澤パスト会長及び木村武美パスト会長をはじめとする13 名の会員の皆様に参加頂き、大いに盛り上がりました。ファイヤーサイドミーティングでは、私もこれまで聞いたことがない先輩方の入会のいきさつなど、様々なお話を聞くことができ、大変有意義な時間を過ごせたと思います。もしできれば、下半期に、鈴木康介会員及び渡部公太郎会員を対象に、再度ファイヤーサイドミーティングを行えたらなあ、と考えております。そしてその際には、対象となる新入会員が更に増えるよう会員増強に力を入れていく所存ですので、会員の皆様にはどうか会員増強にご協力頂きますようお願い申し上げます。

そして、14 日と15 日には白河で地区大会が開催され、14 日の会長・幹事会には私と村﨑幹事の2 人で、15 日の白河文化交流館「コミネス」で行われた地区大会には、木村剛パスト会長・岡本パスト会長・野澤パスト会長をはじめとする7 名の会員の方々に参加頂きました。来年度の地区大会を会津分区で開催するという事で、閉会式の前に、会津分区10 クラブの会長・幹事が登壇し、10 クラブを代表して、星宏一会津分区ガバナー補佐と会津若松ロータリークラブの片平会長並びに佐瀬正行・地区大会実行委員長が挨拶をしました。そして、地区大会終了後、会津若松市内の居酒屋で反省会を行いました。11日のファイヤーサイドミーティング、並びに15 日の地区大会に参加頂いた会員の皆様には改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、今月10 月は国際ロータリーの「経済と地域社会の発展月間」及び「米山月間」であります。よって本日のプログラムでは、米山記念奨学会に関するビデオツールを上映します。それに先立ちまして、米山梅吉氏の生涯について簡単に触れてみたいと思います。

米山梅吉氏は、1868 年(明治元年)2 月4 日に、大和・高取藩の家中・和田竹造の三男として誕生しました。わずか5 歳の時に米山家の婿養子となることを約束し、その後16 歳頃に、東京から伝えられる中央の激しい情勢に刺激されて上京し、20 歳の時に単身アメリカに渡りました。上京に際して、養父からの経済的援助は特に無く、ご自身の東京での苦学とアメリカ留学の苦労というものが、後の留学生援助に連なった背景になっていることも、想像に難くないと考えられております。

アメリカから帰国後、三井銀行に入行し、出世街道を驀進するという幸運に恵まれ、明治42 年には三井銀行の常務に昇進しました。その後、富める資本家階級の一員として東京ロータリークラブを創設しました。その一方で、米山梅吉氏は私生活の面で、大変厳しい試練に直面しました。大正10 年1 月には、当時慶応の学生であった長男の東一郎氏が肺炎の為20 歳の若さで急逝し、その5 年後、次男の俊二氏が、また21 歳の若さで亡くなりました。米山梅吉氏の私生活は、もともと質素だったそうですが、最愛の息子さん2 人を亡くされてから後は、より一層、生活は質素になられたそうです。その代わり、社会奉仕、青少年の教育に情熱を注ぐことになり、1946年(昭和21 年)に78 歳で死去するまで続けられました。 
米山梅吉氏は、経済的に恵まれない青年に、学費を援助して留学させたり、あるいはアジアから来る学生に、学費を援助して助けられていたことは、人の良く知るところでしたが、その援助の仕方は、誠に徹底して心のこもったものであったと、伝えられております。

以上これまでお話した内容は、8 月27 日に開催されました米山記念奨学会委員会セミナーで紹介されたものですが、本日の会長挨拶とさせて頂きます。
それでは、皆様本日もよろしくお願い致します。

▼幹事報告 村﨑 雅彦 幹事
1. ガバナー事務所より米山記念奨学生による体験発表会の案内(受)
2. 会津分区ガバナー補佐よりガバナー歓迎会の案内(受)
3. 会津若松中央RCより10月のプログラム(受)
4. 会津若松RC・田島RC・会津若松南RC、会津若松中央RCより年次計画書(受)

▼委員会報告 出席委員会
▪出席率60.87% ▪前回出席率訂正75.00%

▼本日のプログラム
▪米山記念奨学会のビデオツール上映

喜多方中央RCのお二人より、11月12日に行われる会津分区IMのお知らせです。講演のほかにパネルディスカッションもあり、充実した内容です。皆で参加しましょう。

猪苗代RCのお二人からは、分区内の有志クラブ共同で行った消防行政へのAEDトレーナー寄贈のご案内です。10月末に贈呈式が行われます。猪苗代RCさんには先頭に立ってくださってありがとうございました。

矢澤幹事からAEDトレーナーの説明を受け熱心に聞き入る会員一同。

そして本日のプログラムは米山記念奨学会のビデオツールの上映です。改めて米山記念奨学会の現状や素晴らしさを認識できました。これからも米山翁の精神を掲げて奉仕に勤しんで参りましょう。