第1554回(本年度9回)例会 2017年9月5日(火)


▼会長挨拶 小川 洋正 会長
皆様、こんにちは。それでは、本日のお客様をご紹介します。本日のお客様は、会津若松市長・室井照平様です。室井市長には、後ほどスピーチを賜りますので、宜しくお願い致します。

ご存知の方も多いと思いますが、室井市長は、会津若松ロータリークラブの名誉会員です。そして室井市長におかれましては、去る8月20 日に行われました、当クラブのパスト会長・故山内昭さんのご葬儀に、御臨席賜りました。また、来たる9月9 日と10 日に開催されます、当クラブの青少年奉仕事業である「鈴木規夫エンジョイゴルフイン会津・第11 回大会」の大会副会長を、昨年度に続きお受け頂いております。常日頃より当クラブの事業にご理解とご協力頂いております室井市長には、この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。

さて先週の8 月30 日水曜日には、当クラブが青少年奉仕事業として、毎回お手伝いをさせて頂いております「第66 回・北会津地区・中学校英語弁論大会」が、猪苗代町の体験交流館「学びいな」で開催され、当クラブを代表して私が開会式に出席しました。大会前に、村﨑幹事より「会長、祝辞のスピーチは、勿論全部英語でやるんですよね。」という、振りがございました。勿論、私が、流暢かつ ネイティブなEnglish を披露するのは簡単な事でした。しかし、あまりレベルの高いものをみせつけては、大会に出場する中学生が萎縮してしまうのではないかと遠慮して、小島直前会長のアドバイスに従って、最初の自己紹介だけ英語でスピーチして、残りはがっつり日本語でスピーチしました。大会当日は、生憎の雨模様で、仕事の都合上、あまり長い時間会場に留まる事はできませんでしたが、中学生の爽やかでハツラツとした英語スピーチに、逆に元気を頂いた次第です。

そして今月9 月は、国際ロータリーの「基本的教育と識字率向上月間・ロータリーの友月間」という事ですので、本日は識字率について触れてみたいと思います。 識字とは、文字を読み書きし、理解すること、またはその能力の事を言い、英語では、リテラシー(literacy)と表現されます。読むとは、文字に書かれた言語の一字一字を正しく発音して理解できることを指し、書くとは文字を言語に合わせて正しく筆記することを指します。この識字能力は、現代社会では最も基本的な教養の一つで、初等教育で教えられます。そして、生活の様々な場面で基本的に必要になる能力であり、また企業などで働くためには、必須の能力です。

反対に、文字を読み書きできないことを「非識字(ひしきじ)」と言い、その事が本人に多くの不利益を与え、国や地域の発展にとっても不利益になることがあるという考えから、識字率の高さは基礎教育の浸透状況を図る指針として広く使われております。ちなみに、「非識字」はかつて「文盲(もんもう)」あるいは「明き盲(あきめくら)」と表現をされた時期もありました。しかし、「文盲」や「明き盲」は視覚障害者に対する差別的ニュアンスを含むことから、現在は公の場で使用することは、好ましくないとされています。

識字率は、初等教育を終えた年齢、一般には15 歳以上の人口に対して定義され、識字率を計算する場合、母語における日常生活の読み書きができることを識字の定義としております。全世界の識字率は約75%で、母語と公用語が異なる場合、若しくは公用語が2 つの言語以上存在する場合、又は移民が多い国ほど識字率は低下する傾向があります。例えばアメリカ合衆国の場合、英語に限ると識字率は50%しかないと言われており、この点で、識字率を国際的に比較するには、大きな注意を払う必要があります。ちなみに、日本の識字率は99.8%と言われており、母語が日本語一つだけである事、そして他国に比べて移民が極端に少ない事を考慮しても、他国に比べ非常に高い識字率であると思われます。

それでは、何故日本の識字率は他国に比べて高いのでしょうか?単に、島国の為、移民が極端に少ないからでしょうか?それとも中学校までの義務教育化が浸透しているからでしょうか?今日は、識字率の基本的な事に触れましたが、本日の続編としまして、日本の識字率が高い理由、そして国際ロータリーの識字率向上に対する取り組みなどは、再来週の第3 週9 月19 日火曜日の例会で、お話させて頂きます。よって、もっと知りたい、興味が有る、という方は、是非9 月19 日の例会に出席して下さいますようお願いいたします。

以上、識字率に関するお話でしたが、本日の会長挨拶とさせて頂きます。
それでは、皆様本日もよろしくお願い致します。

▼幹事報告 村﨑 雅彦 幹事
1.ガバナー事務所より国際奉仕委員会セミナーの案内(受)
 米山奨学生カウンセラー研修会の案内(受)
2.会津分区より2018-19 年度地区大会ホストクラブについて(受)
 会津分区ガバナー歓迎会の案内(受)
3.会津若松西RC・田島RC・会津若松南RC より9月の例会プログラム(受)

▼委員会報告 出席委員会
▪出席率70.83% ▪前回出席率訂正76.00%

▼本日のプログラム
▪ゲストスピーチ 会津若松市長 室井 照平様
▪結婚・誕生祝い

9月の結婚記念、誕生祝いです。

今日は福岡城南ロータリークラブ、入江様よりブドウをいただきました。いつもありがとうございます!

さて、本日のプログラム、室井市長のスピーチです。まず会津若松市のまちづくりの基本理念から、現状、課題をお話いただきました。
続いて教育や経済、観光などへの様々な取り組みをお話し下さいました。

来年は戊辰戦争150 周年でもあり、ますますお忙しくなりそうですが、お体に気をつけてがんばっていただきたいと思います。

最後に室井市長に御礼をお渡ししましたが、ニコニコBOX に全額ご寄付いただきました。
ありがとうございます。会津若松市の将来、改めて市長からお聞きできて、本当にためになるひとときでした。
またぜひお越しください。ありがとうございました!