第1551回(本年度6回)例会 2017年8月8日(火)


▼会長挨拶 小川 洋正 会長
皆様、こんにちは。(ゲストスピーカーのご紹介。後ほど、スピーチよろしくお願いします)

本日は、「福島県もりの案内人・渡部正幸様」にスピーチして頂けるという事で、なるべく関連のあるネタを探しておりましたところ、多少関連があると思われるネタを「マイロータリー」から見つけましたので、本日は「緑豊かな地球をつくる」というタイトルの、2015年4月14日付けの記事を会員の皆様にご紹介いたします。

スリランカのロータリー会員、ガウリ・ラジャンさんは、子どもの頃、木を這う蛇や虫が嫌いで、「できるだけ木に近づかないようにしていた。」と言います。「でも皮肉なことに、大人になってから津波に巻き込まれ、木に命を救われました。」

ラジャンさんが、海岸沿いの自宅で家族や友人と休暇を過ごしていた2004年(平成16年)12月26日、スマトラ島沖地震が発生し、大津波で家が大破しました。「これが自分の最期と思った。」と、ラジャンさんは当時を振り返ります。

引き波で、深い海中に飲み込まれそうになったラジャンさんですが、地中深く根を下した木にしがみつき、一命を取りとめました。「その後20分ほど、波に流されそうでしたが、ありったけの力で木につかまっていた。」と言います。

いったん波が落ち着くと、ラジャンさんは家のあった方向へと、全力で泳ぎ始めました。家族や友人を探すためです。再び大波がやってきましたが、ここでも運よく、別の木の上に避難できました。この日、大切な友人3人を亡くしたラジャンさんは、「2本の木が私の命を救ってくれました。こうして今生きているのは、奇跡です。」と言います。

ラジャンさんは現在、島国スリランカで森林を取り戻すため、啓蒙活動と資金集めに奔走しています。
地元で「OneMillionTreeStories」(100万本の木のストーリー)というプロジェクトが発足したのは、スマトラ島沖地震から10年後の2014年(平成26年)12月です。スリランカのイバガムワ・ロータリークラブが中心となり、地元農家、銀行、政府機関、スリランカ陸軍も協力する中、森林再生に取り組んでいます。目標は2015年100万本の木を植えること。今後5年間で、さらに400万本の植林を目指しています。

スリランカ政府によると、同国の森林率は過去20年間で53%から29%に激減したといいます。さきほどの森林再生プロジェクトの発案者で、スリランカのイバガムワ・ロータリークラブ会長のドン・ニハル・ワニガセカラさんは、大規模な森林破壊が「地球破壊」につながっていると話します。「森林破壊を食い止める法律ができましたが、この国の自然環境を守るには、もっと多くの努力が必要。一本ずつでも木を植えることが、未来の環境に大きな影響をもたらします。」

アメリカの農務省と環境保護庁によると、たった1本の木でも、その一生を通じて相当の温室効果ガスを吸収し、毎日4人分の酸素を排出するそうです。また、10部屋用クーラーが20時間稼働するのと同じだけの空冷効果があるほか、毎年推定273ドルの環境メリットをもたらすとされ、さらに、大雨による土砂災害を防ぎ、洪水や干ばつの影響を抑える効果が期待されます。

温暖化の影響を抑えるため、スリランカでは今後10年間に最低2,000万本の木を植える必要があると、先ほどのイバガムワ・ロータリークラブ会長のワニガセカラさんは見積もっています。「クラブ全員が賛同してプロジェクトに取り組むことになったのは、次世代に安全な環境を残したいと願ってのことです。地球の緑を守るため、私たち一人ひとりが責任ある行動を心がけなければなりません。わたしたちが植える100万本の木が、その第一歩となるでしょう。」と、これまでお話させて頂いた内容は、マイロータリーに掲載されている2015年4月14日付けの記事を、一部省略して紹介いたしました。

因みに、今年度の国際ロータリー会長・イアンH.S.ライズリー氏は、国際ロータリー共通目標の一つである「公共イメージと認知度向上」キャンペーンの一環として、120万本の植樹(会員一人1本の植樹)の方針を打ち出しております。

その方針を受けて、第2530地区の鈴木邦典ガバナーは、分区ごとに「会員一人1本の植樹」に取り組むよう要請しております。今後の具体的な取り組みについては、会津分区の会長幹事会で協議されていくことになります。よって、会員の皆様にもご負担又はご協力をお願いすることもあろうかと思いますので、その際はご協力をよろしくお願い申し上げます。
以上、環境保全に関するお話でしたが、本日の会長挨拶とさせて頂きます。
それでは、皆様本日もよろしくお願い致します。

▼幹事報告 村﨑 雅彦 幹事
1.ガバナー事務所より
 MYROTARY 操作勉強会についてのお知らせ(受)
 地区大会記念ゴルフコンペ募集〆切のお知らせ(受)
2.会津分区より第3回会長幹事会のご報告並びに第4回会長幹事会開催の案内(受)
3.会津若松西RC・会津若松南RC・会津若松中央RCより8月の例会プログラム(受)
4.会津坂下RCより創立50 周年記念誌(受)

▼委員会報告 出席委員会
▪出席率65.22% ▪前回出席率訂正64.00%

▼本日のプログラム
▪ゲストスピーチ 福島県もりの案内人 渡部 正幸様

菊地副S.A.A. より運営している七日町のパンフィールシュンさんのパンの差し入れです。

ありがとうございます、いただきます!

本日のプログラムはNPO 法人福島県もりの案内人の会の渡部さまのゲストスピーチです。
赤城会員よりご紹介。

NPO 法人福島県もりの案内人の会森林などの自然環境づくりを通して、福島県民に自然の大切さを広めているそうです。自然観察会、木工クラフト指導など、子どもたちはもちろん大人も楽しく体験できるプログラムを実行しているとか。スピーチでもクイズなどもあり、とても楽しくためになりました。

渡部さままたいらしてください。ありがとうございました!