第1532回(本年度34回)例会 2017年3月14日(火)


▼会長挨拶 小島 敦 会長
皆様、こんにちは。今日は少し寒いですが、3月に入り日も長くなり、いよいよ春の訪れ間近となってきました。さて、本日は、来週の市内5クラブ合同例会のリハーサルのため、ここワシントンさんにての例会となりました。来週はいろいろと皆さんには、ご協力いただく事となりますが、どうぞよろしくお願い致します。

さて、間もなくお彼岸の時期ですが、皆さんは、その由来、意味をご存じでしょうか?そこで、今日は、少しお彼岸のお話をしたいと思います。彼岸は仏教用語でして。サンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)が語源とされており、パーラミターとは到彼岸、つまりは煩悩や悩みを越えて到達する悟りの境地のことを言います。逆に、煩悩や悩みに溢れた私達が住む世界を此岸と言い、此岸にいる者が「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」の6つを修業することで、彼岸に行くことができるとされています。

ちなみにこの6つの修業を『六波羅蜜』と言います。また、仏教の西方極楽浄土の教えに十万億土の西方には阿弥陀如来がいるとされる浄土がある、言われていることから、太陽が真東から昇って真西へ沈む春分・秋分の日を中日として前後3日計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に修業をするのがよいとされていたのです。

そして、なぜ、お彼岸にお墓参りをするのかは実は、お彼岸に墓参りをするのは日本独特の風習で、仏教国であるインドやその他の国では見られない事だそうです。「彼岸」そのものは仏教の教えですが、「お彼岸」は日本でのみ行われ、正式名称は「彼岸会」と言います。

日本には、古来より農耕儀式や自然崇拝の考えがあり、種を撒く時期(春)や収穫の季節(秋)には五穀豊穣や安全を山や先祖に祈願しました。また、仏教の伝来より『神道』と言って、万物に神様が宿るという考えが日本にはあり(八百万の神)、太陽も神様として崇められていたことから、そこに仏教の西方浄土の教えが伝わったことで、太陽が最も真西へ沈む、春分・秋分の日に先祖を供養するのがよいと考えられるようになったのではないかとされています。

そして、お彼岸のお供え物と言えば、「ぼた餅」と「おはぎ」だと思います。実はこの2つ、材料から作り方まで全く同じ食べ物で、違うのはその呼び方だけだそうで、そこには、日本の四季に対する美しい考え方が根底にあるからだそうです。「ぼた餅」は漢字で書くと「牡丹餅」、「おはぎ」は「お萩」と書きます。すなわち、「ぼた餅」は春に咲く牡丹を、「おはぎ」は中秋の名月に供える「萩」から名付けられているのだそうです。

ちなみに、お彼岸に「ぼた餅」や「おはぎ」を食べる理由については、材料に使われる小豆の朱色が、災難から身を守る除厄の効果があるとされていたからだそうです。どうでしょうか、少しでも参考になったでしょうか?私は、自分で調べていてなんですが、大変勉強になりました。

それでは来週は、夜の6 時からの開始で、皆様には、5時頃に集まっていただく事になるかと思います、どうぞ宜しくお願い致します。

▼幹事報告 山田 哲史 幹事
1.会津若松西RC・会津若松中央RCより3月の例会プログラム(受)
2.第2530地区ローターアクト代表より地区年次大会の案内(受)
3.会津若松市戊辰150周年記念事業実行委員会よりロゴ・キャッチフレーズ募集要項(受)
4.暴力追放会津若松市民会議より暴力追放活動功労者推薦の依頼(受)

▼委員会報告 出席委員会
▪出席率64.00% ▪前回出席率訂正78.57%

▼本日のプログラム
▪結婚・誕生祝い
▪市内5クラブ合同例会リハーサル

本日のプログラムは、来週3月14日に迫った、会津若松市内5クラブ合同例会のリハーサルです。

誕生・結婚祝いです。皆様おめでとうございます。

滞りなく、リハーサルは終わりました。皆、疑問点や改善点を自由に述べて、本番に備えます。きっと来週はうまくいきますね。がんばりましょう!