第1663回(本年度25回)2020年1月21日(火)

▼会長挨拶 村﨑 雅彦 会長
皆さんこんにちは、濡れ雪ではありますが、今シーズン初めての本格的な積雪となりました。昨日20日は大寒であり、このまま春に向っていくのかなと思っていましたが、やっと会津の冬らしさが戻ってきたように思います。

本日は、ロータリーの友1月号の記事を紹介いたします。
昨年の10月22日国連難民高等弁務官、緒方貞子氏が他界しました。緒方さんは「小さな巨人」と呼ばれ、1976年日本女性として初めて国連公使となり、第8代国連難民高等弁務官を1991年から2000年まで務められ、1990年12月女性として初めて難民高等弁務官となり最長期間を務められました。

U N H C R ( 国連難民高等弁務官) 協会は、1950年に設立され国連の難民支援機関であります。紛争や・迫害にて家を追われた難民・国内難民を支援保護し水や食糧・毛布などの物資配布や避難場所の提供、親を失った子供の保護、心のケアなど最前線で援助活動をしている団体であります。
2000年JICA の理事長を務めていた時、緒方さんにこんな質問がありました。(日本は不景気です。若しくは日本にも困っている人たちが沢山いるのに、どうしてアフリカを支援しなきゃいけないんですか?)

緒方さんはこう答えたそうです。(確かに日本は不景気です。でも、日本はれっきとした経済大国です。現在でも世界第3位です。今の世界も日本も、グローバル化を避けては通れないのです。豊かな国だけが繁栄を誇るのはおかしいと考え、先進国から途上国への援助について、私たちはつい「貢献」という言葉を無意識に使い、一方的に施しを与えていると思いがちです。でもグローバルの視点に立ってみると、その考えはおごりにすぎません。世界はすでに相互に依存し、共存しているのです。だから「貢献」ではなく協力なんですよ。)
この文面を見て、改めて地域貢献活動の取り組み方を考えさせられました。ロータリークラブを通して皆さんが幸せになることを願っております。

又本日の内容は、戦略委員会の活動内容についての中間報告です。先週に引き続き赤城会長エレクト宜しくお願いします。
最後になりますが、次週の夜の例会は、オークションとなっております。親睦委員会より案内があるかと思いますが、協賛をお願いいたします。
以上簡単ではございますが、会長のあいさつとさせて頂きます。
本日も、宜しくお願いします。ありがとうございました。

▼本日のプログラム
本日のプログラム、戦略委員会からの発表です。

赤城委員長より、今後の当クラブの目標案などをお話いただきました。
来年は会長でもある赤城委員長、引き続きよろしくお願いします。