▼会長挨拶 山田 哲史 会長
こんにちは。
先月から暑い日が続きますが、いよいよ6月に入り夏本番を迎えるところです。ロータリーもこの時期は年度替わりで、いろいろと忙しくなります。私もあと一ヶ月、ラストスパートだと思って、できることをがんばりたいと思います。さて、先月、村﨑エレクトがPETS の報告の際に会長スピーチはテレビのニュースの話題でなく、ロータリーの話または自分の職業の話をするのが望ましい、と言われていたのを聞きました。そこで今日は改めて自分の職業の話をしたいと思います。
私の職業分類は広告業ですが、広告業と一言でいっても業種は多岐にわたりますので、今回はその中でも、広告を出稿する媒体、つまりメディアに絞って見てみます。メディアといっても地方タウン誌なども含めるとこれもかなり多いのですが、ご存知のように昔から4大マスメディアと言われるのが、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌です。まずこちらを見てみます。
毎年電通から発表されている「日本の広告費」の2018 年の数字を見てみますと、新聞広告費は4,784 億円(前年比92.9%)です。販売部数とページ数がともに減少したこともあり、前年に続き減少傾向だったようです。雑誌広告費は1,841 億円(前年比91.0%)なんと14 年連続でマイナスです。ラジオ広告費は1,278 億円(前年比99.1%)で、3年ぶりマイナス。テレビメディア広告費(地上波テレビ+衛星メディア関連)は、1 兆9,123 億円(前年比98.2%)で、2年連続マイナスでした。つまり、残念ながら4 大マスメディアすべてが前年比マイナスだったということです。
これを聞くとじゃあだいぶ広告業界は厳しいのだろうなと思われるでしょうが、2018 年の日本の広告費全体、総広告費は、6 兆5,300 億円で前年比102.2%でした。しかもこれは7 年連続のプラス成長です。つまり、4大マスメディアに替わるメディアが出現しているということです。それは、お察しのように、インターネット広告です。2018 年のインターネット広告費(媒体費+広告制作費)は、1 兆7,589 億円(前年比116.5%)でした。これはなんと、5年連続の二桁成長という驚異的な伸び率です。そしてこの数字はテレビに迫るもので、おそらくこのままのペースだと2019 年にはインターネット広告がメディアのトップに躍り出るでしょう。
まだまだ地方では理解というか意識さえされていないインターネット広告ですが、日本全体から見るとすでに主流ということです。これを知らないと、いずれ広告の活用が困難になってしまうと思います。私もできる限り、皆様にインターネット広告のご案内を差し上げることが地域全体の押し上げになり、職業奉仕になると思っています。ということで、メディアの最新動向のお話でした。今日はクラブ協議会で地区研修・協議会の報告、そして次年度会長方針の発表です。村﨑エレクトはじめ、皆様よろしくお願いいたします。
▼幹事報告 菊地 知 副幹事
1.ガバナーエレクト事務所よりRI会長ご夫妻歓迎晩餐会取りまとめのお願い(受)会員増強・拡大・ロータリー情報セミナーの案内(受)
2.ガナバー事務所よりRYLA研修会の報告書(受)
3.喜多方RC・田島RC・会津若松南RC・会津若松中央RCより6月の例会プログラム(受)
4.当クラブゴルフ事務局より山田会長杯の組み合わせ表(受)
▼本日のプログラム
◎クラブ協議会
地区研修・協議会の報告
次年度会長方針発表
野澤幸弘米山奨学会委員会委員長が、米山功労者の表彰を受けました。
おめでとうございます!
6月の結婚、誕生祝です。皆様おめでとうございます!
先日開催された、地区研修・協議会に出席された皆さんから内容の報告です。
短い時間ながら、次年度の要点がわかりました。皆さんお疲れ様でした!
村﨑エレクトより次年度会長方針を発表して頂きました。