第1462回(本年度10回) 例会 2015.9.15(火)

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▼会長挨拶 小池 達哉 会長
 先週末のエンジョイゴルフも大変ご苦労様でした。さぞや盛り上がったことと存じます。
 さて,本日は国際奉仕委員会プロデュースのゲストスピーチが予定されております。
そもそも,なぜ,ロータリーは国際奉仕を目指すのでしょうか。

 国際奉仕は,ロータリーの第4奉仕部門で,国際理解,親善,平和を推進するために実施する全ての活動を指します。初期のロータリーには今日の人道的奉仕活動を主体とした国際奉仕の概念はありませんでした。しかし,第一次大戦中の1917 年頃,各地のロータリークラブが避難民等に対するボランティア活動を行った歴史的背景を受け,「奉仕の理想に結ばれた,事業と専門職務に携わる人および地域社会のリーダーの世界的親交によって,国際間の理解と親善と平和を推進する」という国際奉仕の概念が,1922 年に綱領の第6 項目として明文化され,現在に至っております。平和はクラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕の大前提であり,友情と親睦の絆によって国際理解を深め,世界の恒久的な平和を実現しようという熱い思いが,国際奉仕の原点であるといえ,ロータリーが,国籍や宗教上の制限を設けず,広く世界に門戸を開いた理由もこの観点に基づくものといえましょう。

 国際青少年交換は現在新世代プログラムに入っていますが,本来はロータリー友情交換が発展した国際奉仕プログラムの一分野であり,青少年交換事業の歴史は比較的古く,1930 年にRI 理事会によって,現在のプログラムとほぼ同様の国際交換に関する大要が決定されています。
 我々ロータリアンは,国際奉仕を通じ,世界平和に貢献しているのです。
 本日のゲストスピーチもこのような観点からお聞きいただければ味わい深いものとなるのではないでしょうか。
 それでは,本日も宜しくお願い致します。

▼幹事報告 渡部 伸久 幹事
1.ガバナー事務所より2016-2017 年度青少年交換プログラム派遣学生募集要項の案内(受)
  社会奉仕委員会セミナーの案内(訂正)(受)
2.地区月信委員会より公式訪問報告についての依頼(受)
3.田島RC より年次計画書(受)、9月の例会プログラム(受)
4.会津若松南RC より第31 回社会福祉大会の案内(受)

▼委員会報告 出席委員会
▪出席25名 ▪欠席10名 ▪出席率71.43% ▪前回出席率訂正77.14%

▼本日のプログラム
▪ゲストスピーチ
国際ロータリー第2530地区 米山記念奨学会委員会 学友会会長
チンタカ・クマーラ・ウィジェシンヘ 様

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今日のゲストスピーカーは、第2530 地区米山記念奨学会学友会会長チンタカ・クマーラ・ウィジェシンヘ様です。
国際奉仕委員会の大塚修一委員長よりご紹介。

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スリランカ出身のチンタカ様は日大工学部を経て会津大学博士課程で学ばれました。その間1年ほどは米山奨学生でした。臨床工学がご専門で現在もその知識を生かしてご活躍されています。また、福島グローバルRCの会員でもあります。スピーチでは近況と自己紹介から将来の夢まで、ユーモアを交えながら幅広くお話しいただきました。

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その中でも「同じ人間だが、人と人というのは難しい。まずは小さなことからで良いから声をかける。そして相手を尊重したら、人が動いてくれた」というエピソードが印象に残りました。

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チンタカさんは福島とスリランカの懸け橋になろうと、2530 地区スリランカ学友会を設立すべく尽力されています。まさに国際奉仕ですね。
ぜひがんばっていただきたいと思います。チンタカさん、ありがとうございました!