第1828回(本年度43回)2024年6月11日(火)

▼会長挨拶  鈴木 康介 会長

皆様こんにちは。本日の会長挨拶ですが、つい先日、石川県能登半島を中心に震度5の地震があり、会津でも緊急地震速報がなり響き、朝方飛び起きた方もおられるかと思いますが、この地震による人的被害は、ほとんどなく、ただ地震に驚いて転んで骨折したおばあちゃんくらいです。また物損は倒壊しかけていた建物が倒壊したくらいだと聞いています。そこで先週の例会の後、能登半島の現状を調べていた中で、明るいニュースを見つけたので、お話ししようと思います。

まずは、能登半島地震の現状ですが、珠洲市、能登市、七尾市といった被害の大きかったいわゆる奥能登は、まだまだ復旧に時間がかかっており、がれきの撤去もまだ数パーセントほどと聞いておりますが、ボンランティアさんの人数も増えており、環境も良くなってきているので、あっという間に復活するのではと期待します。

その中で見つけた明るいニュースですが、富山県黒部市の宇奈月温泉でそれは起こりました。五十嵐幹事わかりますか?

宇奈月温泉は、能登半島隣の富山湾が、近くにあり、有名な黒部ダムもある、富山県を代表する温泉地ですが、元日の能登半島地震以降、保湿効果のある成分が増えるなど温泉成分が劇的に変化していたことがわかりました。異変に気づいたのは地震から2日後で、お湯につかると、包まれるようなとろみを感じ、その数日後には大浴場のタイルが急に茶色くなり始めたという。 同じ頃、源泉を管理する黒部観光開発宇奈月管理事務所には各旅館から「お湯に色が付き、様子が変だ」との問い合わせが相次いだそうです。宇奈月温泉の旅館は、黒部川上流の 黒なぎ温泉から約7キロの引湯管をつないで湯を引いて、 源泉はこれまで通り無色透明で温度も量も同じ。配管の損傷もなかったといいます。

そこで温泉事務所は県衛生研究所に成分調査を依頼。旅館への湯の分配ポイントで1月31日に取水し、調べた結果、温泉水1キロあたりのマンガンイオン含有量が75倍の0・3ミリ・グラムになっており、茶色になったのは、消毒に使う塩素とマンガンの化学反応が原因とみられます。

 調査では、保湿効果があるため化粧水などにも使われている「メタケイ酸」の数値も、4倍超の120・1ミリ・グラムに上昇していたことが判明しました。公益財団法人「中央温泉研究所」の滝沢英夫研究部長は「地震が発生すると地下水圧が変動して温泉に影響を与えることがある。宇奈月の場合、地下水圧の変化で水の混ざり具合が変化し、成分が変わったのではないか」としています。

宇奈月温泉は、今までもアルカリ性でいい温泉だったと思いますが、更に美容効果も増えたとなると、最近美容に気を使っている私なんかは飛びつきますし、全国にそう思った方は数えきれないと思います。本当に行きたいと思ったので、会長退任の自分へのご褒美で、五十嵐幹事に後ほど旅行プラン立ててもらおうと思います。

宇奈月温泉は1月から予約数の3割にあたる4571人分のキャンセルが発生し、9543万円の損失が出ていた中でのこのニュースで、「お湯が止まることなく新たな宣伝材料が生まれ、少し前向きになれた」関係者は喜んでおります。まだまだ風評被害もあると思いますが、心から復活を願います。

また、このように地震後に温泉の成分が変わった例は過去にもあり、新潟市の「秋葉温泉」では、2004年の新潟県中越地震後、湯船の底にザラザラした結晶が沈殿し始め、成分調査で、カルシウムイオンや炭酸水素イオンの濃度が大幅に上昇していたことがわかったそうです。

詐欺事件や殺人事件など暗いニュースが異常に続く中で、大谷翔平のホームランのニュースを聞くとホッとするのは私だけでしょうか?

本日は、クラブ協議会です。各委員長の皆様、1年間の活動報告宜しくお願い致します。

以上で、会長挨拶とします。

本日もよろしくお願い致します。

▼幹事報告  五十嵐 巨樹 幹事

1. 息吹公演事務局より

  〇名義後援依頼文書  受

2.モンゴルハッピー協会より

  〇後援依頼文書  受

▼本日のプログラム

〇クラブ協議会

本日は、クラブ協議会で今年度の各委員会の報告をいたしました。

なかなか計画通りに満足いく活動ができなかった人が多かったようですね。

ただ、各委員会と会員とが、それぞれ理解と協力を惜しまなかったのは間違いないです。

次年度も新たな委員会で、奉仕に勤しみましょう!