第1640回(本年度2回)2019年7月9日(火)

▼会長挨拶 村﨑 雅彦 会長
皆様こんにちは、本年度第1 回例会が無事に終わり、第2回目の例会となりました。
今回の話のテーマは皆様もご存じの4 つのテストについてお話をさせて頂きます。創案は七つのテストから始まったこの四つのテストの創案者であるハーバート J. テーラー(ハーブ)は、やり手で卓越したセールスマンであり、人の上に立つ人物でした。1919年にグロリア・フォーブリックさんと結婚し、米国オクラホマ州に新居を構えたハーブは、同地でシンクレア石油会社に勤務し、彼は1年後に同社を退社し、保険・不動産・石油リース仲介業を始めました。

1925 年にイリノイ州に戻り、シカゴのジュエル・ティー社に入社、シカゴロータリークラブの会員となり1932 年、ジュエル・ティー社の次期社長候補であったハーブは、破産寸前状態にあったシカゴのクラブ・アルミニウム社の再建を依頼され、調理器具メーカーの同社は、総資産額を40万ドル上回る負債を抱え、倒産の瀬戸際にあったこの難事業を引き受け、危機にひんした同社に自らの運命を託した彼は、ジュエル社を辞め、これまでの給与の8割減という収入でクラブ・アルミニウム社の社長に就任。運営資金に充てるため、自己資金6,100ドルを同社に投資したのです。

同社を建て直しするための手段として、社員たちに倫理的価値観の目安となる簡潔な指針を提供すべく、最初、およそ100語からなる文章をから、7つの項目にまとめ、四つのテストは当初は、七つのテストだったのです。しかし、これでも長いと考えた彼は、それを自問形式の4項目にまとめ上げ、それが今日の四つのテストとなった由縁であります。ハーブは、ロータリーの創立50周年記念にあたる1954-55年度、RI会長に就いた時、四つのテストの著作権をRIに移譲しています。
改めて4 つのテストを見てみると

1・真実かどうか
真実は不変であり、時代を超越するものです。真実は正義なくしては存在し得ないものだと感じます。

2・みんなに公平か
顔を突き合わせてとは言わないまでも、腕を伸ばせば届くような所で、激しくやり合うビジネス手法に代わり公平さを取り入れたビジネスは、お互いの関係を良好にし、その信頼向上につながるものであり

3・好意と友情を深めるか
人は生まれながらにして、他者と協力して生きていく存在であり愛情を示すことは生来備わっている本能であり

4・みんなのためになるかどうか
この項目は、食うか食われるかを原則とする無慈悲(むじひ)な競争を排除するものであり、それに代わって建設的で創造的な競争を導入するものです。

この四つのテストの言葉は、生きた言霊の様な言葉だと思います。
人々が価値あるそれぞれの目標を追い求める際の指針として、今日の社会でも有効性を保持し、私自身も明るさにあふれた未来の展望に繋げていきたいと考えます。

又、本日は来週に迫ったガバナ-公式訪問リハ-サルです。
芳賀裕ガバナー・渡邊 英世 副幹事・齋藤純一会津分区ガバナ-補佐・佐藤 榮朗 会津分区幹事をお迎えし行う予定であります。
今日の例会は時間を延長して行いますので、皆様の御協力をお願いいたします。

▼幹事報告 鈴木 康介 幹事
1.ロータリー囲碁同好会より第18回ロータリー全国囲碁大会の案内(受)「マスコミ懇談会」開催の案内(受)
2.会津分区ガバナー補佐より会津分区負担金のお願い(受)
3.会津若松西RC・会津若松南RC・会津若松中央RC より7月の例会プログラム(受)
4.会津若松RC より週報(受)
5.猪苗代RC より年次計画書(受)

▼本日のプログラム
◎ガバナー公式訪問リハーサル

今年度はガバナー公式訪問が早いため、例会第2回目でその予行練習となりました。

本番さながらに練習いました。

クラブ協議会に向けて入念にリハーサル。写真の位置も決めて、皆さん、ガバナーがいつ来られても大丈夫ですね!