第1555回(本年度10回)例会 2017年9月12日(火)


▼会長挨拶 小川 洋正 会長
皆様、こんにちは。
それでは、本日のお客様をご紹介します。本日のお客様は、福島県立会津支援学校・進路指導主事・佐藤修一先生です。ご存知の方も多いと思いますが、県立会津支援学校は、昨年度まで会津「養護学校」と称しておりましたが、今年度より会津「支援学校」に校名を変更しました。佐藤先生には、後ほどスピーチを頂きますので、宜しくお願い致します。

さて先日の9 月9 日と10 日の土日2日間に渡り、当クラブの青少年奉仕事業である「鈴木規夫エンジョイゴルフイン会津・第11 回大会」が開催され、滞りなく終了しました。2日間とも天候に恵まれ、9 日のジュニアレッスン会には、下は2 歳半の女の子から上は高校2 年生までのジュニアが合計9 名参加し、鈴木規夫プロをはじめとするプロの方々の熱いレッスンを熱心に受けておりました。そして、10 日のゴルフコンペには、下は小学4 年生から上は高校3 年生までのジュニアが合計13 名参加し、表彰式の自己紹介では「プロを目指します。」と高らかに宣言した頼もしい男子高校生がおり、大会を盛り上げてくれました。

また10 日のゴルフコンペには、戸田ロータリークラブより渡辺正文会長以下7名の方が参加し、当日開会式前に、戸田ロータリークラブを代表して渡辺正文会長より協賛品として商品券を頂きました。この戸田ロータリークラブの協賛に対する返礼については、後日の理事会にお諮りしますので、よろしくお願いします。今大会の開催にあたり、会員の皆様より、9日のジュニアレッスン会及び前夜祭へのご参加、並びに10 日のゴルフコンペへのご参加、そして協賛金及び賞品等のご提供と幅広くご協力頂きました。実行委員の方々、及びご協力・ご協賛頂きました会員の皆様に、この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

さて先週の例会でもお話した通り、今月9 月は、国際ロータリーの「基本的教育と識字率向上月間・ロータリーの友月間」です。また本日はゲストスピーカーに支援学校の進路指導の先生をお招きしておりますので、今日は「企業における障がい者雇用の取り組みと課題」という卓話を、会員の皆様にご紹介します。

日本の企業における障がい者の雇用は、近年、「障がい者の権利に関する条約」の締結や関係法令の整備などにより、雇用促進に一層の拍車がかかっています。また、少子高齢化が進む中、社会保障制度の持続性の維持が課題であり、労働力の確保と経済社会の活力維持のために、女性、高齢者、外国人と共に、障がい者の就労促進に期待するという財政的側面があります。言い換えると、社会保障費の受給者から納税者へシフトする、と期待できる面もあるという事です。さらに障がい者自身の経済的な自立につながると同時に、大きな生きがいとなることなどから、企業におけるダイバーシティーの展開や、ノーマライゼーションの普及にもつながっています。

企業が、障がい者を雇用するメリットは、「仕事に真摯に向き合う障がい者と共に働くことで、従業員全体のモチベーションが上がり、職場が活性化する。」、あるいは「障がい者の強みを生かした仕事の切り出しによって、新たなビジネスモデルを創出したり、障がい者に対応した業務プロセスの見直しが、職場全体の改善につながる。」、そして「何より障がいがあっても、企業にとって貴重な戦力である。」などです。

2018年の精神障がい者の雇用義務化により、法定雇用率のさらなる上昇が想定され、より積極的な雇用拡大と定着、活躍推進の取り組みが重要となります。また、これからの障がい者雇用は、「障がい者差別の禁止」ならびに「合理的配慮の提供義務」などに配慮した取り組みが必須となります。そして、今後障がい者も高齢者が増えていくなかで、彼らが定年を迎えた時に、その後のフォローまで視野に入れることが企業の役割として重要になると思われます。

 以上、今ほど会員の皆様にご紹介した卓話は、NTTクラルティ株式会社・代表取締役社長・半沢一也氏による、第2580 地区・東京武蔵野中央ロータリークラブにおける卓話で、ロータリーの友・2017 年1 月号に掲載されております。本日は一部省略してご紹介しましたが、この卓話が会員の皆様の今後の事業計画のヒントになれば幸いです。
それでは、皆様本日もよろしくお願い致します。

▼幹事報告 村﨑 雅彦 幹事
1.ガバナー事務所より地区大会に関する確認(受)
2.会津分区よりガバナー事務所からの依頼(受)
3.会津ユネスコ協会より第37 回会津ユネスコ幼児画展開催の案内(受)
4.会津若松地区薬物乱用防止指導員協会よりお礼状(受)

▼委員会報告 出席委員会
▪出席率69.57% ▪前回出席率訂正70.83%

▼本日のプログラム
▪ゲストスピーチ 福島県立会津支援学校 進路指導主事 佐藤 修一様

本日のプログラムは、福島県立会津支援学校 進路指導主事、佐藤様のゲストスピーチです。支援学校の現状を中心に、課題や今後の在り方についてお話いただきました。
普段あまりお聞きできないお話なので、非常にためになりました。
質問も、複数の会員から多数ありました。

出席された方々は、今後のロータリー活動のヒントにもなったのではないでしょうか。
佐藤様、ありがとうございました!