第1614回(本年度22回)2018年12月11日(火)

▼会長挨拶 山田 哲史 会長
皆様こんにちは。今日は、次年度理事選出が行われますが、例年さほど時間がかからないようなので長めのスピーチを用意してきました。でも明るい未来の話なので楽しんでお聞きいただければ幸いです。

さて、会津にも雪が積もりはじめました。これから昼夜を問わず雪かきをしなければならない日々が来るかと思うと、少しガッカリしてしまいます。せめて道路にだけでも融雪のシステムを整備して欲しいものです。しかしいずれは、会社や家の前も融雪が施されて、「昔は人が手作業で雪をかたしていたんだよ」と小さい子たちに話す時が来るかもしれません。そんな未来は、そう遠くはないかもしれません。ところで最近も、「未来」を感じさせるニュースが多かったように思います。

まずNASA の探査機「インサイト」が火星着陸に成功しました。内部構造の調査が任務で、成功すれば地球以外の惑星で初の調査となるそうです。宇宙はどんどん身近になっているようで、いずれは、「今週末は出張で火星に行ってくる」という日が来るかもしれません。

また中国の科学者が人の遺伝情報、いわゆるゲノムを編集して双子を誕生させたと発表しました。病気を無くしたり、優秀な人間を誕生させたりすることもできるという期待があります。いずれは病院が半減するかもしれません。直近では、レジなどでQR コード決済をするサービスの一つ「PayPay」が、100 億円還元キャンペーンを開始したことも話題となっています。これらのキャッシュレス化は政府も推奨しており、いずれは重い小銭入れを持つことも無くなるかもしれません。

AI やIoT などのIT 関連の発達も含め、明るい未来が期待できるニュースが最近は目立ちます。考えるとワクワクします。しかし一方で、問題点もたくさんあります。宇宙開発には莫大な予算がかかるし、ゲノム編集には倫理的に、人間性の喪失が指摘されます。キャッシュレス化も高齢者などには難しい話ですし、サイバー犯罪の増加も心配です。AI で無くなっていく職業も多いことでしょう。明るい未来に至るまでには、そういった多くの問題を解決していく必要があると思います。

これは、ロータリーにも言えると思います。例えば先週、会津坂下RC の猪俣様と髙久様にお越しいただき、うかがったインターアクトクラブ提唱について。お二人のお話のおかげで少しはわかった気がします。きっと学生と一緒に何か活動ができたら楽しいだろうなという未来も思い描いたりしました。ただもし提唱するとしても、様々な問題を解決していかなければなりません。私の年度では難しいかもしれません。でも、宇宙にも会津にもロータリーにも、まずは明るい未来を想像することが大事だと思います。

今日選ばれる次年度理事の方々を始めとして、これからも奉仕の精神の元、我が会津若松城南ロータリークラブが繁栄する明るい未来を想像してやみません。そして私もそのためにできることを努力して参りますので、今後とも皆様のご協力をお願いいたします。
以上でご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

▼幹事報告 赤城 明広 幹事
1 会津若松RC より地区大会反省会開催の案内(受)地区大会記念事業の実施についての文書(受)
2 岡崎城南RCより柿の御礼(受)
3 公益財団法人会津育英会より育英会資金へのご協力のお願い(受)
4 会津若松西RC より12月の例会プログラム(受)
5 公益財団法人会津青年会議所より新年会の案内(受)

▼本日のプログラム
◎年次総会・次年度理事選挙

次年度理事選挙が行われました。

だいぶ票が割れて、デッドヒートのような展開になりましたが、無事次年度の理事が出揃いました。村﨑エレクトのもと、がんばってください。