第1793回(本年度8回)2023年9月5日(火)

▼会長挨拶 鈴木 康介 会長

皆様こんにちは。

今月9月は、国際ロータリー「基本的教育と識字率向上月間」になります。識字率向上、私にとっては日常あまり意識したことのない数字だったので、今回調べてみましたが、調べている中で、以前にも会長挨拶で識字率についてお話しされていた方がおられましたので、少し拝借してお話します。

識字とは、文字を読み書きし、理解すること、またはその能力の事を言い、英語では、リテラシー(literacy)と表現されます。読むとは、文字に書かれた言語の一字一字を正しく発音して理解できることを指し、書くとは文字を言語に合わせて正しく筆記することを指します。この識字能力は、現代社会では最も基本的な教養の一つで、初等教育で教えられます。そして、生活の様々な場面で基本的に必要になる能力であり、また企業などで働くためには、必須の能力です。

反対に、文字を読み書きできないことを「非識字(ひしきじ)」と言い、その事が本人に多くの不利益を与え、国や地域の発展にとっても不利益になることがあるという考えから、識字率の高さは基礎教育の浸透状況を図る指針として広く使われております。

識字率は、初等教育を終えた年齢、一般には15 歳以上の人口に対して定義され、識字率を計算する場合、母語における日常生活の読み書きができることを識字の定義としております。全世界の識字率は約75%で、母語と公用語が異なる場合、若しくは公用語が2 つの言語以上存在する場合、又は移民が多い国ほど識字率は低下する傾向があります。例えばアメリカ合衆国の場合、英語に限ると識字率は50%しかないと言われており、この点で、識字率を国際的に比較するには、大きな注意を払う必要があります。ちなみに、日本の識字率は99.8%と言われており、母語が日本語一つだけである事、そして他国に比べて移民が極端に少ない事を考慮しても、他国に比べ非常に高い識字率であると思われます。今月は識字率向上月間という事ですが、日本がほぼ100%の中で、これ以上数字をあげることは難しいうえ、ましてや世界の識字率向上させるために何ができるかって思った時何もできないのかなと思いました。世界の多くの皆様が、基本教育を受けられるよう、心からお祈りいたします

本日は、セミナー報告があります。渡部伸久会員、山田会員、そして五十嵐幹事、お忙しい中、猛暑の中、ご参加いただきありがとうございました。

以上です。本日もよろしくお願い致します。

▼幹事報告  五十嵐 巨樹 幹事

1.ガバナー事務所より

  〇青少年奉仕セミナーのご案内  受

2.喜多方RC、田島RCより

  〇9月の例会プログラム  受

▼本日のプログラム

  〇セミナー報告 ロータリー財団委員長 渡部伸久会員

  〇クラブ活性化ワークショップ報告   山田哲史会員

9月初めの例会です。今月もよろしくお願いします。

皆、職業奉仕が忙しいのか、本日は少数精鋭の例会となりました。

本日のプログラムは、セミナー報告です。

まずはロータリー財団セミナーの報告を、渡部伸久委員長よりいただきました。

長年のロータリー人生でも初めて財団委員長になったという渡部会員には、とても勉強になったセミナーだったそうです。

そして山田広報委員長より、 クラブ活性化ワークショップの報告です。

テーマだった”DEI”についてほとんど知識がなかった山田会員も、とてもためになったそうです。

特にワークショップでは、いろいろと考えさせられるところが多かったとか。

お二人とも、ぜひ今後のクラブ運営に活かせるようにその知識をこれからもご提供ください。

そして・・福岡城南RCの入江様より、今年もおいしいぶどうをいただきました。ありがとうございました!