第1620回(本年度28回)2019年2月5日(火)


▼会長挨拶 山田 哲史 会長
皆様こんにちは。先週は楽しく新年会を開催しましたが、南会津の和太鼓集団、辰巳会から、下は小学4年生から上は受験間近の高校3年生までの皆さんに演舞を披露していただきました。その迫力もさることながら、子供たちの真剣な凛々しいまなざしと輝く笑顔に、私は感動しました。珍しく手元のお酒も飲まずに見入ってしまいました。素晴らしい新年会になったと思います。親睦活動委員会の方々、幹事、辰巳会を呼んでくださった木村武美会員、そして辰巳会の皆様に感謝申し上げます。

そして2月に入りましたが、今月は平和と紛争予防、紛争解決月間です。日本にはあまり縁がないように思えますが、世界ではいまだに紛争が絶えません。そのお話はまたの機会に出来ればと思いますが、今日はその月間テーマにちなんで国際奉仕委員会担当のゲストスピーチがプログラムとなっております。岡本国際奉仕委員長はもちろん地区国際奉仕委員会である当クラブの小川会員に当初スピーチをお願いするお考えだったようですが、小川会員のたってのご推薦で、今日は渡邊様にはるばる白河からお越しいただいた次第です。渡邊様、後ほどよろしくお願いいたします。

白河と言えば、松平家の城下町として有名な、会津とも昔からゆかりが深い、歴史の町です。ただ私はどちらかというと、学生時代文学部国分学科だったので、文学の方面に思いがいきます。特に白河の関のこと。例えば全国の教科書で出てくる有名な冒頭部分なので皆さんもご存知でしょうが、松尾芭蕉が『おくのほそ道』で「春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、」と書いていたのを思い出します。

古代より北の守りとして要所だった白河の関は、鶴岡の鼠ヶ関(ねずがせき)・いわきの勿来関とともに奥州三関とされていたそうです。今でいう国境のようなイメージでしょうか。有名な句は、平安時代の能因法師の、「都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞふく白河の関」に昔のいわゆる都会人がそこに立つと、郷愁とともに様々な思いがこみ上げてきたのでしょうね。思えば遠くへ来たもんだ、といったところでしょうか。他にも古代より多数の歌人俳人が訪れています。今では高校野球での「優勝旗の白河の関越えが悲願」という言葉で有名になっていますが、千数百年も前から全国的に有名だったのですね。

ちなみに他にも、同様に勿来の関でも多くの歌が詠まれていたり、近現代文学も福島県全体で言うと意外に多いのです。今度また機会があれば、福島の文学の話を少しさせていただければと思います。後半の話はロータリーと全然関係なくなってしまいましたが、ミステリー小説で世界でも有名な江戸川乱歩は、ロータリアンだったそうです。と、最後は無理矢理文学とロータリーを繋げて恐縮ですが、本日のご挨拶とさせていただきます。

▼幹事報告 赤城 明広 幹事
1.ガバナーエレクト事務所より PETS 開催のご案内(受)次年度会長・幹事・事務局報告のお願い(受)
2.会津若松中央RCより創立記念例会の案内(受)
3.ロータリーの友事務所よりロータリー手帳お買い上げのお願い(受)
4.息吹猪苗代公演実行委員会より後援依頼(受)
5.喜多方RC・田島RC・会津若松南RC・会津若松中央RC より2月の例会プログラム(受)

▼本日のプログラム
・結婚誕生祝い
・ゲストスピーチ 国際ロータリー第2530地区国際奉仕委員 渡邊 宗徹 様

今月の結婚誕生祝いです。おめでとうございます!

今日は渡邊宗徹様がゲストスピーチをしてくださいます。
岡本国際奉仕委員長がご紹介。

以前ご自分が中心になって行った、お釈迦様生誕の地ネパールのルンビニーでの発掘調査および復興事業のお話をいただきました。
かの地が正しく釈尊生誕の地であることを証明することに成功したそうです。凄いことですね。世界的な貢献をされました。

渡邊様、遠路はるばるありがとうございました。
御礼もニコニコBOX にいただきました!