2022～2023年度
会長就任の挨拶と活動方針
会津若松城南ロータリークラブ
第38代会長 菊地 知
2022-23 年度ジェニファー・ジョーンズ会⻑は、「イマジンロータリー」会員が夢を実現するために行動し、クラブの魅力を最大限に味わえる場としてのロータリーを思い描き、互いのつながりを深めることによって世界に変化をもたらすパートナーシップを築くというRIテーマを掲げました。
また、2202-23 年度、2530 地区佐藤正道ガバナーエレクトは、地区運営方針として一番に掲げているのは「DEI を取り入れた会員増強拡大」を掲げています（DEI…多様性・公平さ・インクルージョン<包摂的*>）。
私は、2022-23 年度のクラブテーマを「魅力あるクラブ作り・クラブライフを楽しむ-」とさせていただきます。
約２年前から続いているコロナ禍により、生活様式も職場環境も激変してしまい、また、コロナ禍の経済に与える影響も増大し続け、リアルや大人数での開催や夜の例会、又各種奉仕作業等も変更を余儀なくされる状況に至っています。
そのような状況下で、前年度の湯田会⻑は、コロナと共存しうる例会の在り方を模索され、リアルな例会を開催し続けながらも、併せてオンライン参加も可能にするなどされ、停めない例会を推奨されてきましたが、今年度も引き続き、コロナ禍が容易には収束しないことを前提とした対策を立てるとともに、可能な限りは、リアルな例会を開催し続け、会員同士が顔を会わせる機会を作っていきたいと考えています。
ロータリーは、その綱領・目的として、奉仕の理想（Ideal of Service）（を鼓吹し、これを育成すること）という理念を掲げています。この「奉仕の理想」とは何かについては、公式文
献に定義されたものはありませんが、1923 年セントルイス国際大会決議34 号のドキュメントに、奉仕の理想というのは、「利己的な欲求と、他人のための奉仕という義務・感情との間に常に存在する矛盾を和らげようとする一つの人生哲学だ」と書かれています。この哲学は、超我の奉仕（Service above Self）の哲学であり、最もよく奉仕する者、最も多く報いられる（He profits most who serves best）という実践倫理に基づくものである」と具体的な補足説明がされています。ただ、「奉仕の理想」というロータリー哲学を、どのようにして自分の中に落とし込むかは、人それぞれだろうと思います。そして、私の中では、奉仕の理想に向かう拠り所となっているのは、「今、生かされていることへの感謝であり、生かされている者同士が相まみえることができることへの感謝」だと思っています。
私たちが生業としている地域への感謝の心、そして感謝を奉仕として実践する気持ち、その気持ちを情熱に変え行動することで、感動（成果）を共有しクラブを魅力あるものにしてい
き、魅力あるクラブ作りこそ繁栄につながると考えます。その為にも、会員一人一人が奉仕の理想を高く持ち研鑽しながら笑顔でたのしめるよう努力していければという考えです。
いまだコロナ禍ですが、私たちは例会に集い、相まみえてクラブライフを楽しみ、その中から「奉仕の理想」の理念を形にできる活動し、奉仕の理想を目指す第一歩として、精一杯楽しんで、言いたいことがあれば忌憚なく言い合っていただき、会員同士の親睦を大きく高めて、クラブの活性化と新たな奉仕活動ができるようなクラブ。営をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い致します。
※包摂的（ほうせつてき）
一定の範囲の中につつみ込むこと。 ２ 論理学で、ある概念が、より一般的な概念につつみこまれること。 特殊が普遍に従属する関係。
幹事あいさつ
会津若松城南ロータリークラブ
幹事 山口 隆義
この度、2022-2023年度会津若松城南ロータリークラブの幹事を務めさせて頂くことになりました。
会員歴も浅く、ロータリーへの理解も十分に出来ておりませんが、この大役を務めさせて頂く中でロータリーへの知識も深めていきたいと考えております。
2022-2023年度ジェニファー会長はIMAGINE ROTARYをテーマとして掲げられました。また、2530地区佐藤正道ガバナーは地区運営方針として『DEIを取り入れた会員増強拡大』を掲げられました。
これらの基本方針を受けて、菊地会長は2022-2023クラブテーマを『魅力あるクラブ作り・クラブライフを楽しむ』とされました。
私もそれぞれの年度方針、ことさら菊地会長のテーマ達成に向けて会員皆様との相互理解・親睦をさらに深め、菊地会長とともに邁進して参る所存です。先の見えないコロナ禍の中ではございますが、精一杯務めさせていただきます。至らぬ点、多々あると思いますが、皆様のご期待を裏切らぬよう努めて参りますので、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。