▼会長挨拶 小池 達哉 会長「青少年奉仕月間」
先週,触れましたように,今月は青少年奉仕月間です。
青少年のための国際ロータリー常設プログラムとして,4 つ,挙げられます。まず,ロータリー青少年指導者養成プログラム,いわゆるRYLA ですが,これはロータリーが実施する若者たちのための研修プログラムでございます。RYLA は12 才から30 才の青少年を対象とし,リーダーシップの醸成,良き市民,人間としての成長を目的としています。
次に,インターアクトですが,これは12 歳から18 歳までの青少年のための国際ロータリーの奉仕クラブで,支援や指導を与えるロータリー・クラブが提唱して結成されますが,運営面でも経済的にも自立しています。毎年,インターアクト・クラブは少なくとも2 つの社会奉仕プロジェクトを行い,そのうち1 つは国際理解と親善を推進するもので,現在,120 余りの国や地域に1 万4000 以上のクラブを擁し,3 万2000 人以上の若者がインターアクトとかかわりを持っているとされます。
続いてローターアクトですが,これは,18 歳から30 歳までの青年男女のための,ロータリーが提唱する奉仕クラブであり,通常,地域社会または大学を基盤とし,地元のロータリー・クラブが提唱しています。ローターアクト・クラブは,提唱ロータリー・クラブの真の「奉仕のパートナー」であり,ロータリー家族の重要な一員とされ,現在,160 を超える国や地域に,9000 以上のローターアクト・クラブが設立されているとされています。
最後に,青少年交換ですが,ロータリー青少年交換に参加する学生は,最高で1 年間,母国以外の国でホストファミリーと生活をともにし,若き親善使節として,世界を一つにする役割を担っています。年間8000 人以上の若者が,ロータリー青少年交換を通じて貴重な体験をしているとされています。
当クラブも青少年奉仕活動に尽力してきたところであり,その一環として,本日午前中には,渡部幹事及び山田青少年委員会委員長と共に,会津学鳳中高校を訪問して城南ロータリー文庫図書への寄贈してまいりました。3 月までは県教育委員会にいらっしゃった加藤知道校長に,校内を案内していただきながら,図書室で5 万円をお渡しして参りました。個人的に,先月,学鳳中高のPTA 総会での講演を依頼され,子供の行為に関する保護者の法的責任をメインにお話しさせていただいたばかりでしたが,私が城南ロータリーの会長をしていることは伝えていなかったため,私が訪問したことに加藤校長は驚いていらっしゃいました。城南ロータリー文庫への寄贈は2006 年度の田中会長時に始められたものであり,今もって図書館には田中会員寄贈図書が田中会員名を明示して陳列されてありました。この事業を含め,青少年の育成は重要な活動であり,今後とも,継続・拡大していきたいところです。
ロータリー財団奨学生制度も青少年奉仕に通ずるものがあるところ,本日は,山田委員長の労により,次年度ロータリー財団奨学生の後庵野さんにスピーチをお引き受けいただきましたので,お楽しみいただければと存じます。それでは,本日も宜しくお願い致します。
▼幹事報告 渡部 伸久 幹事
1.ガバナーエレクト事務所より地区協議会「駐車場」送付についての案内(受)
2.暴力追放会津若松市民会議より総会の案内(受)
3.会津青年会議所より創立65 周年記念式典の案内(受)
▼委員会報告 出席委員会
▪出席25名 ▪欠席10名 ▪出席率71.43% ▪前回出席率訂正97.14%
▼本日のプログラム
▪ゲストスピーチ
国際ロータリー第2530地区 R財団奨学生 後庵野 一樹 様
例会に先立って5 月17 日の午前中、我がクラブの継続事業となっている会津学鳳中・高等学校への図書寄贈が行われました。
今回は小池会長、渡部幹事、山田青少年奉仕委員長が同校を訪れ、会津学鳳中・高等学校加藤知道校長に図書費として5万円を贈呈しました。
この事業は青少年奉仕の一環として平成19 年から毎年続けられ、今年で10 年目になります。ぜひこれからも多くの生徒さんたちに、本に親しんでもらいたいですね!
そして、例会の時間です。本日のお客様は、国際ロータリー第2530 地区次年度ロータリー財団奨学生の後庵野一樹様です。
我がクラブが推薦して見事にその座を得た、期待の人材です!
野口会員より、立志セミナー「日本人力を養うための日本学講座」
のご案内いただきました。我がクラブも協賛しているこのセミナー、ぜひ多くの参加をお願いします。
そして国際ロータリー第2530 地区次年度ロータリー財団奨学生の後庵野一樹様より、スピーチを頂戴しました。後庵野様は北会津出身の根っからの会津っぽ。フランス文学を研究するため、今年パリに留学します。
ロータリーへの感謝を皮切りに、今の心境を語っていただきました。また文学の必要性、意義について平易な言葉で話してくださいました。ありがとうございました!