第1594回(本年度2回)2018年7月10日(火)


▼会長挨拶 山田 哲史 会長
皆様こんにちは。
先週から続く、「平成30 年7月豪雨」と名付けられた西日本の豪雨災害ですが、120 人以上もの人々が亡くなり、平成最悪の集中豪雨となってしまいました。15 地点で1000 ミリを超える雨がわずか10 日あまりで降ったそうです。7 月1 ヶ月間の平均雨量が200 ~ 300 ミリ程度というところからも、どれだけ降ったかその凄さがわかります。

今もなお数多くの行方不明者がいます。当クラブでも縁のある方もたくさんいらっしゃると思います。本当に心が痛みます。亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、不明の方々を含め皆様のご無事をお祈り申し上げます。

先月の「大阪府北部地震」や、昨年7 月の九州北部豪雨など、大きな天災が最近目立つように思えます。このような天災に遭った多くの方々が、今もなお避難生活を続けています。それまでの日常がいきなり崩れ去り、思いもよらなかった日々を送っているのです。凄まじい自然の力に対し、人間は無力で惨めです。

しかし、その無力な私たちができることもあります。それは、思いやりです。自分の思いを相手の心に遣る、つまり共感することが思いやりです。私たちは、隣の人であっても、遠く離れた地の被害に遭っている人であっても、共感し、何かしてあげたいと思います。それが人間の誇れるところだと思います。

さらに私たち福島に住む者は、東日本大震災、福島第一原発事故によって、災害に遭った方への思いやりが強いのではないでしょうか。そして、私たちはロータリアンです。もうすぐポリオを撲滅することができるのと同じように、日本のみならず世界中に様々な奉仕・支援ができます。それはロータリーが世界中にあり、皆が奉仕の理想を掲げているからです。

今回の西日本の豪雨でも、多くのロータリアンが被害にあい、また一方で多くのロータリアンが支援をしていることでしょう。当クラブでも募金箱を作るなど皆様の支援の手助けはするつもりですが、ロータリアンは「I serve」、つまり誰かに言われてではなく自分で奉仕をします。私たち一人一人が、相手を思いやり、自分に何ができるか考え、奉仕を実行することが大事だと思います。それは災害時のみならず、日常でも言えることです。

ただ、いつもそのように奉仕し続けることは、なかなか難しいものです。それは、時間の余裕や資金力や能力などが不足してしまうからです。しかし、常に、「奉仕の理想」というものを掲げていきましょう。そうすればきっといつか、素晴らしい結果が生まれると思います。

ところで、この「会長スピーチ」は、ロータリーのことを話すものだ、ということを聞きました。何かでそのように決まっているのかどうかはわかりませんが、話題が決まっていると気が楽になります。ただ逆に言うと、ロータリーのことをよく知っていなければ話が全然できないということです。私も会長になり、ロータリーについての自分の知識の浅さを改めて知りました。

来週は星ガバナー補佐の公式訪問ですし、そこに照準を合わせて改めてロータリーについて勉強して、知識をひけらかそうと思います。ですから皆様、ぜひ来週もご出席ください!
以上で会長あいさつを終わります。本日もよろしくお願いいたします。

▼幹事報告 赤城 明広 幹事
1. 2017-2018年度職業奉仕委員会より職業奉仕委員会活動報告書小冊子(受)
2. 岡崎城南RCより年次計画書(受)
3. 喜多方RC ・会津若松西RC ・会津若松中央RC より7月の例会プログラム(受)
4. 会津若松RCより週報(受)

▼本日のプログラム
◎会計決算・予算報告 会計  佐藤 敬 会員
◎クラブ協議会 5大奉仕委員会・各委員会の計画発表

会計報告。無事決算も予算も了承されました。日中はお仕事が忙しいという佐藤敬会員。
無理言って昼に来ていただきました。昨年度に続いて今年も会計よろしくお願いします!

最後に今年度国際奉仕地区委員の小川会員より、エクアドルとの交流花火プロジェクトのご協力を呼びかけていただきました。休む間もなく奉仕活動、本当にお疲れ様です!