第1549回(本年度4回)例会 2017年7月25日(火)


▼会長挨拶 小川 洋正 会長
皆様、こんばんは。(本日のお客様のご紹介)本日は、嬉しいプログラムがございます。前回の例会でお知らせした通り、佐藤敬会員ならびに大塚会員のご推薦により、入会候補者となっておりました山口隆義さんが、所定の手続きを経て、このたび入会を承認されました。よって、本日この後、山口隆義さんの入会式を執り行う予定ですので、宜しくお願い致します。

さて、本日7 月25 日は、「土用の丑の日」です。日本では、古くからこの日に「鰻」を食べて夏バテを防ぐ習慣がある事は、皆様ご存知の通りです。

土用とは、古代中国の自然哲学の思想「五行」に由来する暦の雑節で、立春・立夏・立秋・立冬の直前約18 日間ずつあります。そのため、土用は春・夏・秋・冬にあり、立秋の直前が「夏の土用」となります。

そして五行とは、万物が木・火・土・金・水の五種類の元素からなるという考え方であり、五行では、春に木、夏に火、秋に金、冬に水が割り当てられております。残った土は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」と呼び、略して「土用」と言います。

また、土用の期間の中で、十二支が「丑の日」は、1 回または2 回あり、1 回目を「一の丑」、2 回目を「二の丑」と言います。因みに、今年は「土用の丑の日」が2 回あり、本日7 月25 日が「一の丑」で、「二の丑」は来月8 月6日の日曜日となります。

日本で、暑い時期を乗り切るために栄養価の高い「鰻」を食べるという習慣は、「万葉集」にも詠まれていて、大変古いものですが、「土用の丑の日」に食べる習慣となったのは、江戸時代の文政5 年(1822 年~ 1823 年)に書かれた、当時の話題を集めた「明和誌」(青山白峰著)という書物によれば、安永・天明年間の頃(1772 年~ 1788年頃)よりの風習であると言われております。

また、「土用の丑の日に鰻を食べる」習慣については 諸説 有り、讃岐国出身の「平賀源内」が発案したという説が最もよく知られておりますが、残念ながらその出典は不明だそうです。

「鰻」には、ビタミンA・B 群が豊富に含まれているため、夏バテ防止・食欲減退防止の効果が期待できるとされておりますが、栄養価の高い食品が溢れている現代においてはあまり効果が期待できず、医学的根拠に乏しい言う人もおるようです。また「鰻」の旬は、冬眠に備えて身に養分を蓄える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても、夏のものは味が落ちる、とする食通もおるようです。

最後に、ロータリークラブ発祥の地であるアメリカでは、「鰻」を食する習慣が有るのか?気になりましたので、アメリカ人と結婚して、現在ボストンの郊外で生活している私の幼なじみに問い合わせしたところ、彼女の周りでは殆ど聞いたことが無いとの回答でした。

因みにイギリスでは、伝統料理として「Eel Pie」、直訳すると「ウナギ・パイ」と言う料理があるそうです。「ウナギ・パイ」と言っても静岡県浜松名産の、ウナギパウダー入りのお菓子である「ウナギ・パイ」とは全くの別物です。イギリスの伝統料理は、パイ生地にぶつ切りにした「鰻」を入れて焼き上げたもので、これにマッシュポテトを添えて、リカーと呼ばれる緑色のソースをかけ回した一皿として「パイ・アンド・マッシュ」と呼ばれ、「フィッシュ・アンド・チップス」と並ぶロンドン庶民の味として、親しまれていたそうです。親しまれていたと、過去形になっておりますが、近年ではロンドンを流れるテムズ川の「鰻」が減少し希少となった為、より安価な牛肉を用いた「ミート・パイ」で代用されるようになっているようです。

本日は、「土用の丑の日」という事で「鰻」にまつわる拙い話でしたが、本日の会長挨拶とさせて頂きます。それでは、皆様本日もよろしくお願い致します。

▼幹事報告 村﨑 雅彦 幹事
1.ガバナー事務所より地区大会の案内書類(受)米山記念奨学会 委員会セミナーの案内(受)ガバナー事務所・お盆休みのお知らせ(受)
2.地区米山学友会より学友会20 周年記念イベントの御礼(受)
3.会津若松ロータリークラブより8月の例会プログラム(受)

▼委員会報告 出席委員会
▪出席率88.00% ▪前回出席率訂正75.00%

▼本日のプログラム
▪入会式 山口 隆義 会員
▪暑気払い

本日の例会は、小川年度初の夜の例会&暑気払いです!


本日のお客様は福島ロータリークラブ加藤義朋様、会津若松中央ロータリークラブ会長の田邊雅一様、同じくパスト会長の渡部哲夫様です。いらっしゃいませ!


そして今夜は久し振りの新会員入会式があります!株式会社ピーアンドエムの山口隆義君です。


ご入会おめでとうございます!奉仕の精神を培いながら、楽しくロータリーライフを送ってください!


さあ暑気払いで盛り上がったところで、湯田親睦委員長から今夜の余興の説明です。


各テーブルでチームに分かれ、「とんがりコーンみたいな形のおもちゃ」でキャッチボールです!
思った以上にみんな必死です。負けず嫌いなんですね!

楽しい余興の様子は週報をご覧ください^^


手に手つないでのあとは、チャーターメンバーの小野木会員にビシッと締めてもらいました。小川年度最初の夜の例会は素晴らしい成功を収めました。バンザイ!