第1476回(本年度24回) 例会 2016.1.19(火)

IMG_7699
▼会長挨拶 小池 達哉 会長「職業奉仕(2)」
本日は2 月11 日に行われるIM, インターシティーミーティングの趣旨説明のため,会津若松ロータリークラブから会長幹事がお越しになっております。

IM は,都市連合会と和訳され,以前はIGF(Intercity General Forum)などと呼ばれ,近隣都市の数クラブが集まり,ロータリー情報及び教育の手段として相互に持ち寄った問題点を研究・討議する会合でした。その後,1969 年の国際ロータリー理事会決議で正式行事から除外され,それ以降,実施するか否かはガバナーの裁量に委ねられ,IM と呼び名が変更されたものです。本年は,「オラホープライド」と称して各クラブの自慢話をし,他のクラブがこれを品評するといった形式を取り,当クラブは湯田和廣パスト会長と岡本パスト会長に補足していただきながら,渡部幹事プロディースの当クラブのあゆみを物語るDVD を放映する予定で,3名の会員にはご苦労ご負担をお掛けすることになります。本日は,このように各クラブに負担をお掛けする点への配慮,各クラブの活動は他のクラブに自慢するために行うものではなく,職業奉仕,社会奉仕及び国際奉仕のために行っている点への配慮,企画クラブである以上自己の自慢は控えめにして他クラブを尊重する配慮等,会津若松クラブのご苦労をお聞かせいただけるものと思われます。

ところで,先週もご紹介させて頂きましたように,今月は職業奉仕月間です。既にご存じのとおり,職業奉仕で重要なのは,自分の利益と他人の利益の調和といえます。商売を成功させるには,長期的継続的な取引による安定した利益を上げなければなりませんが,その為には,信用の確立が必要となります。そして,お客の信用を得るには,相手の立場も考え,利己と利他の調和を目指した取引を行うことが重要となります。

しかし,自己の利益と他人の利益の調和を図ることが大切といっても,人間には利己心があり,なかなかできるものではありません。その為には,人格を磨かなければなりません。そこで,人格を磨く場としてロータリークラブを求めることになります。いろんな職種の人が集まり,刺激し合い,啓発され,自己修練を図るのがロータリークラブということになります。

本日は,職業奉仕に尽力された,元副市長の田邊様によるゲストスピーチが行われますが,ロータリアンとしての我々にとっても,得るところが多いものと思われます。
最後に,本日のゲストスピーチをご準備いただきました職業奉仕委員会の皆さまに感謝申し上げ,挨拶とさせていただきます。
それでは,本日も宜しくお願い致します。

▼幹事報告 渡部 伸久 幹事
1 . ガバナー事務所より新規米山奨学生受け入れ希望確認の案内(受)、第17 回ロータリー国際囲碁大会の案内(受)
2 . 田島RCより田島高等学校インターアクトクラブ認証伝達式の案内(受)

▼委員会報告 出席委員会
▪出席23名 ▪欠席12名 ▪出席率65.71% ▪前回出席率訂正77.14%

▼本日のプログラム
▪ゲストスピーチ 前会津若松副市長 田辺 賢行 様

IMG_7710
本日は会津若松ロータリークラブ会長の菅野直樹様と、幹事の小沼一夫様がメイキャップにいらっしゃいました。
2月11 日に開催される会津分区インターシティーミーティングのPRをしていただきました。ありがとうございます。
来月はよろしくお願いします。

IMG_7712
本日のプログラムは職業奉仕委員会担当のゲストスピーチです。スピーカーは前会津若松市副市長の田辺賢行様です。
先立って松川職業奉仕委員長より、田辺様のご紹介。快くスピーチを引き受けて下さったことをご報告いただきました。また田辺様の著書『バルビゾンの夕暮れ』の紹介も。Amazon で大好評発売中の随筆集です!

IMG_7716
スピーチでは副市長時代から現在までの、豊富な知識とご経験の中から、人口減少問題について取り上げてお話しいただきました。

日本全体の人口減少が問題視されていますが、現在191 万人の福島県人口は2040 年に147 万人、2060 年にはなんと半分近くの107 万人に減少してしまうという推計があるそうです。大変なことですね。これによりもちろん様々な問題が起こりえます。会津若松市でもそれをなんとか食い止めるために、住環境の充実はもちろん、観光資源のPR・人材の誘致・組織における女子力の向上などなど数多くの対策を練って実行されているそうです。私たちも危機感を持って対策に協力していかなければなりませんね。

IMG_7719
とてもためになるお話を分かり易く、ユーモアも交えながらお話しいただきました。田辺様ありがとうございました!またいらして下さい。